■この説明には安全に使用していただくために、次のようなシンボルマークを使用しています。
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取扱いを誤った場合、使用者が死亡または重傷を負うかまたは、消火機能に重大な悪影響を及ぼす可能性がある場合の注意事項が記されています。 |
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取扱いを誤った場合、使用者が傷害を負うかまたは、消火機能に悪影響を及ぼす可能性がある場合の注意事項が記されています。 |
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設置前の注意事項 |
1. | 流水検知装置の設置及び施工に関しては、消防法施行令、施行規則、及び諸法令に沿って行ってください。 |
2. | 流水検知装置(以下、アラーム弁といいます。)は、日本消防検定協会の検定合格品です。 |
3. | アラーム弁は、縦型取付け専用です。横型には使用できません。 |
4. | 規格(流水検知装置の検定細則)において、湿式のアラーム弁に対する弁座漏れ試験、及び弁座漏れ量は規定されておりません。 |
5. | 乾式及び、予作動式のアラーム弁の弁座漏れ量はゼロではありません。規格(流水検知装置の検定細則)上の試験条件において、許容されております。非火災時における消火ポンプの起動を防止するため、補助加圧ポンプ等の設置を推奨します。 |
1. | アラーム弁やその附属品は、直射日光が当たる場所、高温・多湿になるような場所、振動の多い場所、腐食性ガスの発生あるいは滞留するような場所に保管しないでください。 |
2. | アラーム弁には精密加工部品が組み込まれていますので、丁寧に取扱いのうえ、落とした場合などは使用しないでください。 |
3. | 開梱時、運搬時には組付けの継手部等に無理な力を加えないでください。漏水の原因となります。 |
1. | アラーム弁は、水等がかからず粉塵等の発生しない屋内で、腐食性ガスの発生あるいは滞留しない場所に設置してください。 |
2. | 使用温度範囲(0~40℃、ただし水の凍結なきこと)内でご使用ください。 |
警告
3. | 凍結の恐れのない場所に設置してください。管内水の凍結は、機器の破損によるケガや水損事故の発生や、消火機能を失わせてしまう重大な事故原因になります。 |
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施工上の注意事項 |
1. | 結線時には接続機器の電源を遮断してから行ってください。 |
2. | 施工の際、圧力スイッチ、流水検知部、端子ボックスや電動弁のカバーを取外したままにしないでください。内部に水や異物等が入ると正常に機能しなくなる恐れがあります。 |
3. | 圧力スイッチ、作動信号用スイッチは、指定された接点容量以下で使用してください。これを超えた場合、接点が破損し正常に機能しなくなる恐れがあります。 |
4. | 結線時の配線が、内部部品に負荷を加えないようにしてください。 |
1. | 結線時には接続機器の電源を遮断してから行ってください。 |
2. | 施工の際、圧力スイッチ、流水検知部、端子ボックスや電動弁のカバーを取外したままにしないでください。内部に水や異物等が入ると正常に機能しなくなる恐れがあります。 |
3. | 圧力スイッチ、作動信号用スイッチは、指定された接点容量以下で使用してください。これを超えた場合、接点が破損し正常に機能しなくなる恐れがあります。 |
4. | 圧力スイッチ、作動信号用スイッチ、端子ボックス内の端子(接点)を複数の機器で共用しないでください。接続機器の故障原因になります。 |
5. | 結線時の配線が、内部部品に負荷を加えないようにしてください。 |
1. | アラーム弁にはゴム(樹脂)製部品を使用しています。施工の際、悪影響を及ぼすような薬品・溶剤を使用しないでください。正常に機能しなくなる恐れがあります。 |
2. | 圧力スイッチ、流水検知部、端子ボックス等の構成機器や組付け配管を足場代わりにするのは絶対に避けて下さい。アラーム弁が故障します。 |
3. | 湿式のアラーム弁においては、二次側配管内に空気溜まりが生じないよう、鳥居配管を避けるなどの配管工事を行ってください。二次側配管内の空気量が多い場合には、アラーム弁が正常に作動しない場合があります。 |
4. | 排水弁、排水・試験弁(以下、排水弁等といいます。)への排水管の接続は、芯合わせを確実に行い、排水弁等に無理な力が加わらないようにしてください。排水弁等をバルブ本体へ固定している部分(ボルト等)に負荷がかかり、漏れの原因となります。 |
5. | 施工の際、配管内に異物が入らないように注意してください。配管工事終了後には、貯水槽の清掃、ならびに作動信号を停止するなどの措置のうえフラッシング等を行い、配管内の異物を取除いてください。異物がシート部等に挟まり、正常に機能しなくなる恐れがあります。結線時には接続機器の電源を遮断してから行ってください。 |
警告
6. | 乾式又は予作動式のアラーム弁及び圧縮空気の制御用機器類の取付け時、または分解する時は必ず「内部の圧力がゼロ」であることを確認にしてから行ってください。空気圧力が残っていると部品等が飛散するなど大変危険です。 |
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水張り作業(配管内への注水)及び点検時の注意事項 |
1. | 配管内の水は、水道水を使用してください。酸、アルカリ、塩分等を含んだ腐食性のある水は絶対に使用しないでください。アラーム弁だけでなく、設備全体に悪影響を及ぼします。 |
2. | 排水弁等を操作する際、ハンドルを過大な力で締め込まないでください。排水弁等のディスクシートが破損し、漏水する恐れがあります。また、排水弁等のハンドルをパイプレンチ等で操作しないでください。ハンドルが割れるなどの破損の原因となります。 |
3. | 水張り作業後、配管内の圧力が所定の値になっているか、漏れの箇所はないかを確認してください。 |
4. | 各部の弁類は開閉表示の通りセットしてあることを確認してください。 |
1. | 末端試験弁、排水・試験弁等からの放水により、アラーム弁が作動し、作動信号が出力される(及びウォーターモーターゴングを使用の場合はゴングが鳴動する)ことを確認してください。また、末端試験弁、排水・試験弁等の閉止により、アラーム弁が復帰し、作動信号の出力(及びウォーターモーターゴングを使用の場合はゴングの鳴動)が停止することを確認してください。 |
2. | アラーム弁が異常と思われる場合は、各機種の取扱説明書における「異常時の処置方法」をお読みのうえ、対処をお願いします。 |
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維持管理上の注意事項 |
1. | アラーム弁の保守点検、及び部品の交換等は、設備及び機器について熟知した有資格者、または専門業者が行ってください。 |
2. | メンテナンス及び部品交換等の際は、不要な警報を出さないための措置をしてください。 |
3. | 点検時には、アラーム弁を流水により作動させ、作動信号が出力されることを確認してください。 |
4. | アラーム弁は、必ず使用圧力範囲内で使用してください。過大な圧力が加わった場合、アラーム弁を含めた設備の機器類に変形や破損を生じさせ、重大な機能障害や損壊事故を起こす恐れがあります。 |
5. | アラーム弁の使用温度範囲は0℃~40℃(ただし、水の凍結なきこと)としてください。 |
6. | アラーム弁の使用温度範囲は0℃~40℃(ただし、水の凍結なきこと)としてください。 |
7. | アラーム弁が異常と思われる場合は、各機種の取扱説明書における「異常時の処置方法」をお読みのうえ、対処をお願いします。 |
8. | アラーム弁にはゴム(樹脂)部品や電気部品を使用しており、経年により劣化しますので故障する可能性が高くなります。定期的に点検やメンテナンスを行い、適正な維持管理をお願いします。 |
警告
9. | 制御弁は、平常時 (警戒時) 全開にしてください。閉じてしまうと消火機能が失われます。 |