お知らせ

工場DX発表会の開催について

作成者: 千住スプリンクラー株式会社|Mar 26, 2026 6:00:00 AM

2026年3月26日、岩手県一関市の弊社丸森工場において、一関市長の佐藤 善仁様にもご臨席いただき、関連メディアを招いた「デジタルツインに向けた次世代型DX工場」の発表会 を実施し、これまでの取り組み内容のご紹介と実際の工場現場を視察していただくイベントを開催しました。

 千住スプリンクラー株式会社 INDUSTRIAL-Xと共に「デジタルツインに向けた次世代型DX工場」の取り組みを推進 | 千住スプリンクラー株式会社のプレスリリース 

 当社は、工場における生産性向上のため、リアルとデジタルを同期させてよりよい世界を実現する「デジタルツイン」の考え方を導入し、SP-X(Sprinkler Transformation;スプリンクラー業界を次世代に向けて変革していく)というコンセプトを掲げてDX(Digital Transformation)とSX(Sustainable Transformation)に取り組んでいます。2025年7月より、データドリブン経営によって企業変革を支援する株式会社INDUSTRIAL-Xと共同で、これまで丸森工場のスプリンクラー製造現場で重視されてきた勘・コツ・経験といった「人によるノウハウ」から、蓄積されたデータやAIを用いた分析・シミュレーションを行う「データドリブン・ナレッジ」への移行を目指し、プロジェクトを進めてきました。

◆ 共同プロジェクトの主な内容

1. デジタルプラットフォームによる操業の可視化

 丸森工場と柴宿工場において、人の作業実態と設備の稼動データを統合して可視化するデータプラットフォームを構築しました。これにより、現場での操業効率の確認やデータに基づいた分析が可能になると共に、リアルタイムな実績ベースの原価情報管理を可能としました。

2. 「スマートな働き方」への刷新

 タブレットの活用や複数システム間のデータ連携を実施し、紙帳票が多くなりがちな現場業務のスマート化を変革しつつあります。これを通じて、従来の「3K」イメージの払拭と、若者が定着する魅力ある職場づくりに取り組みます。

3. 高度な生産管理・将来予測の実現へ

 今後は、データプラットフォームを機能拡張して全社共通のデータ基盤、およびKPIダッシュボードを整備することで、さらに高度なSKU単位の受注から生産・在庫管理までの一気通貫の受注・生産・高精度原価管理およびAIによる予測システムの構築を予定しており、次世代型工場の実現を目指して継続的に取り組んでまいります。

地域産業への影響と展望

 本プロジェクトは、一関市における製造業DXのモデルケースとして全国へ発信することもまた目的の一つと考えています。地元の最先端のスマートファクトリー環境を実現して地域雇用の促進に寄与するとともに、世界の千住スプリンクラーとして海外でも名を馳せることによって一関市全体の知名度向上、ブランド力向上、産業活性化にもより一層貢献してまいります。